#9 『図書館戦争 −THE LAST MISSION−』
きっかけ
友人に誘われて、新宿WALT9で観てきました。有川浩さん原作の映画は「阪急電車」「県庁おもてなし課」を観たことがあり、阪急電車は繰り返し見るほど好きです。図書館戦争は映画の1作目だけ予習、2作目は友人に軽く説明してもらっただけでしたが(マリエの存在等)、問題なく最後まで楽しめました。
あらすじ
年号が昭和から正化になってから33年、関東図書隊のタスクフォース所属の堂上篤(岡田准一)と笠原郁(榮倉奈々)は、日々理不尽な検閲から図書を守るため奮闘。彼ら図書隊は、全てのメディアを取り締まりの対象とするメディア良化委員会と激しいつばぜり合いを展開していた。読書と表現の自由を守るべく体を張る彼らを、予想外の戦闘が待ち受けていて……。(シネマトゥデイより)
スタッフ
感想
映画を観る数日前に岡田さんと有川浩さんの対談ラジオを聞き、原作者からこんなにも愛される映画ってすごいなと楽しみにしていました。アクション映画といえば海外というイメージでしたが、図書館戦争もめちゃめちゃかっこよかったです。
印象に残ったところ
- 堂上と郁の立場が逆転するシーン
- 野村と郁を真横から撮った画
- 慧のワインのくだり。最後に空のグラスが映されるところ
- 日常離れした銃撃戦と、静かな慧のドライブシーンが交互にくる場面
- 美術館へ向かうときの音楽
- カミツレを鉢に戻すところ
- 仁科司令のラスト、車が去るシーン
やっぱり一番は水戸の書店のシーン。「映画ならでは」のこのシーンだけで、このシリーズを観てよかったなと思いました。1作目を観るとより感動できると思います。 この場面と、仁科司令のラストの場面で瞳がうるうると。堂上のチビいじりやカミツレティーのくだりでは館内で笑いが起きていました。迫力はもちろん音の効果なども素晴らしく、映画館で観ることをおすすめしたい作品です。